Sunday, December 22, 2013

<速報>有村智恵が今季初優勝!諸見里がハーフで新記録




2011年07月17日17時33分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 有村 智恵 -15
2 横峯 さくら -12
3 諸見里 しのぶ -11
4 ソン・ボベ -10
佐伯 三貴 -10
藤本 麻子 -10
藤田 幸希 -10
8 酒井 美紀 -9
イ・チヒ -9
10 キム・ソヒ -8


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スタンレーレディス 最終日◇17日◇東名カントリークラブ(6,500ヤード・パー72)>

 静岡県にある東名カントリークラブで開催された、国内女子ツアー「スタンレーレディスゴルフトーナメント」の最終日。首位タイスタートの有村智恵が、途中5連続バーディを奪うなど、スコアをトータル15アンダーまで伸ばしてフィニッシュ。今季初優勝を挙げた。

 2位は横峯さくら、3位には諸見里しのぶが入った。諸見里は、1番から7番まで連続バーディを奪取。8番ではイーグルを奪い、これまでの7連続バーディを上回る、8連続バーディ以上のツアー新記録を達成。前半で“27”をマークし、ハーフの最少ストローク記録も塗り替えた。

【最終結果】
優勝:有村智恵(-15)
2位:横峯さくら(-12)
3位:諸見里しのぶ(-11)
4位T:藤田幸希(-10)
4位T:宋ボベ(-10)
4位T:佐伯三貴(-10)
4位T:藤本麻子(-10)
8位T:酒井美紀(-9)
8位T:李知姫(イ・チヒ)(-9)
10位T:上原彩子(-8)他3名

Sunday, December 8, 2013

宮里美香Vを支えた加藤キャディの“営業努力”




2013年10月06日20時59分
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リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 宮里 美香 0
2 佐伯 三貴 +1
菊地 絵理香 +1
4 森田 理香子 +2
野村敏京 +2
T・ルー +2
申 ジエ +2
8 アン・ソンジュ +3
横峯 さくら +3
イ・ボミ +3


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加藤キャディのアドバイスが勝利を呼んだ!(撮影:米山聡明)









日本女子オープン 最終日◇6日◇相模原ゴルフクラブ・東コース(6,652ヤード・パー72)>

 2010年以来2度目となる日本女子オープンを制覇を達成した宮里美香。そのキャディとして宮里を支えたのが石川遼のエースキャディとして活躍した加藤大幸氏だ。加藤氏が宮里のキャディに就任したのは今年の米メジャー最終戦「エビアン選手権」から。今大会で3試合目のタッグで、国内メジャー優勝という最高の結果を出して見せた。

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 5打のリードを持って迎えた最終日。だが、前半からボギーが続きスコアを落とす苦しい展開で18ホールは幕を開けた。「1つボギーを叩くたびに話しかけていた。いくら悪くてもスイングだけは小さくならないようにって」。キャディとしてコミュニケーションをとりながらリズムを作ろうとしたが悪い流れは止まらない。誰もの脳裏に09年大会で4打のリードを守りきれず敗れた記憶がよぎった。

 それでも、優勝を決める最後のパットの場面では加藤氏のアドバイスが光った。「いつも通り読んで、ラインの真ん中あたりに、ちょうどいいディボットがあったのでそこを通すように」と、ボールの通過ポイントを指さして指示。カップ3つ分曲がる下りのスライスだったが、「今日はグリーンが重くて打ちきれていなかったので、下りのほうがいいかなと思っていた」と宮里の背中を押して優勝に導いた。

 実は加藤氏が宮里の新キャディに就任したことによる副産物もあった。宮里がドライバーに使用しているシャフトは、レモンイエローのカラーリングが特徴的なグラファイトデザイン社のTOUR AD MT-6(SR)。同社の社員である加藤氏は、宮里からキャディの依頼を受けた際に「キャディやるからウチのシャフト使って」と交換条件を打診した。

 宮里も試打の好結果を受けて別メーカーのものからシャフトをチェンジ。すると、ドライバーの球筋が安定し飛距離も出るようになった。契約を結ぶテーラーメイド社のプロ担当も「夏ごろからドライバーは良かったのですが、シャフトを変えてからより安定するようになった」とギアチェンジ効果を証言。今大会でも狭いフェアウェイを安定してとらえたティショットは、加藤氏の“営業努力”のたまものでもあった。

 2人のタッグは当初今大会までだったが、今シーズンいっぱいまで延長が決定。さらにコンビネーションを強化していく。

美香、安定したドライバーショットの秘密はシャフトにあり




2013年10月07日11時04分
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好調のドライバーショットの要因はレモンイエローのシャフト(撮影:米山聡明)






 2010年大会以来2度目となる「日本女子オープン」制覇を達成した宮里美香。今回がテーラーメイドに契約が変わってから初めての勝利となる。そのクラブセッティングで特徴的なのがシャフト44インチのドライバーだ。

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 テーラーメイドのプロ担当によれば、「契約変更でテストした際に短くしたらいきなり初速が出た。44インチはプロでは一番短いのではないでしょうか。女子プロの平均は45.75インチくらいなので相当短いです」。短尺にすることによりヘッドスピードは落ちるがミート率が上がることで平均飛距離はアップ。方向安定性も高い。

 クラブに関しては徹底した感覚派で、見た目や顔にこだわる。個体差によるわずかなブレにも敏感で担当者も「感覚派すぎて、サブクラブが用意できないくらい」と語るほどだ。

宮里美香の使用ギア】
ドライバー:テーラーメイド R1 9.5° (グラファイトデザインTourAD MT-6 SR 44インチ バランスC9)
フェアウェイウッド:テーラーメイドRBZ FW #3、15°#5、18°(グラファイトデザイン #3 ilima60、#5、ahina60)
ユーティティ:テーラーメイドRBZ stageII UT #3(19°)#4(22°)
アイアン(#5~PW):テーラーメイド ツアープリファード MC (NSPRO850 R バランス:D0)
ウェッジ:フォーティーン RM 54°58° (NSPRO950 R バランス:D0)
パター:オデッセイ Metal-X #7
ボール:LETHAL

佐伯が賞金ランク2位に、菊地も14位に浮上




2013年10月07日12時02分






メジャー制覇には手が届かなかった菊地、賞金ランクは14位に(撮影:米山聡明)






<国内女子賞金ランキング>

 国内女子メジャー第3戦「日本女子オープン」終了時点の賞金ランキングが発表され、同大会で4位に入った森田理香子が首位をキープした。同大会で惜しくも1打差の2位タイに終わった佐伯三貴は2位に浮上。同じく2位タイでフィニッシュした菊地絵理香も14位に順位を上げた。優勝した宮里美香は国内女子ツアーのツアーメンバーではないため、このランキングには獲得賞金は反映されない。

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【国内女子賞金ランキング】
1位:森田理香子(98,763,571円)
2位:佐伯三貴(78,932,428円)
3位:横峯さくら(74,628,570円)
4位:吉田弓美子(69,354,903円)
5位:堀奈津佳(64,266,666円)
6位:比嘉真美子(63,650,066円)
7位:アン・ソンジュ(57,665,014円)
8位:全美貞(58,554,999円)
9位:テレサ・ルー(54,393,000円)
10位:イ・ボミ(54,096,599円)

崖っぷちの上田桃子、“攻めのゴルフ”で今季初勝利を目指す




2013年10月10日16時49分






今週は日本のツアーに参戦!2度目の大会Vを狙う(撮影:ALBA)






スタンレーレディス 事前情報◇10日◇東名カントリークラブ(6,540ヤード・パー72)>

 国内女子ツアー「スタンレーレディス」が11日(金)に開幕。2007年大会のチャンピオン上田桃子はプロアマ大会に出場し、最終調整を行った。

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 2007年大会以来の出場となる上田。会場となる東名カントリークラブは2グリーンから1グリーンに改修するなど若干の変更が加えられているため、「だいぶ変わってましたね」とコースの変化を実感。しかし、「優勝したこともあるし、大好きなコース。ここで是非とも優勝争いしたい」と今季の初勝利、そして2007年以来となる大会2勝目に意欲を見せた。

 今季の上田はここまで思うような成績を残せず米国の賞金ランキングで86位、日本でも76位と日米両ツアーにおいて来季シード権獲得に向けて厳しい状況が続いている。シーズンも終盤に差しかかり、出場できる試合数も限られてくるが、上田はまず「出場する試合で自分のスタイルの攻めるゴルフで優勝すること」を意識して、目の前の試合で自分のゴルフをやりきることに集中している。「最近はそういった自分らしい攻めのゴルフができているし、しっかりピンをさしていきたい。初日から出遅れないように、日曜日を見すえてマネジメントしていきたい」と初日からスタートダッシュをかけ、2011年「ミズノクラシック」以来となる国内ツアー優勝を目指していく。